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自作フィギュアの紹介・ベルツノガエル飼育日記など
企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑪続々と完成のお便りが…
ぞくぞくと根付企画のツノガエルが完成しているようですね~。
どの根付ガエルも個性的でとても面白いです。
まだ塗っていない人も急ぐ必要はないのでのんびりやってください。
すでに完成という人も、あとからいくらでも加筆修正できますのであんまり上手くできなかったなーという人も諦めずに頑張ってみてください。(余計酷くなった~という可能性もなきにしもあらずですが…自己責任で…)
あ、あとアクリル絵の具は塗ったすぐだと剥がれやすいので、実際にストラップなどで使用するのは完全に塗料が定着してからにしてください。完全に固まると爪でこすったくらいでは剥がれなくなるくらいの強度になります。


無塗装版ベルツノ根付はそのうちネット販売したいな~とは考えているます。が、今のところ具体的には未定です。
たぶんワンコイン程度かもうちょっとくらいの価格設定にしたいと思ってます。気軽に塗装が楽しめるようなカンジにはしたいので。
もっと塗りたいとか今回不参加だったけど塗ってみたいとかいう方がおられましたらコメントしていただければ早急に検討したいと思います。

塗装版も何かしらの形で販売できれば…とは思っていますが、ネットによる通販という形はとらないと思います。現時点で私の塗装技術が全然ダメで品質が一定しないので、実物を手にとって見てもらえるような販売形態にしたいと思っています。
塗装版が欲しいという奇特な方がおられましたらこれもコメントしていただければ、販売方法について検討いたします。


ついでに前の記事でも写真が写っていますがアマガエルフィギュアも実は根付仕様になっていますので、これもきちんと商品化したいと思っています。アマガエルもカラバリ豊富なので、塗装面白いはず…。

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企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑩根付紐のハナシ
根付紐ですが、実は売ってるところあんまり無いということが判明。
きちんと用意すればよかったですね。

手芸屋さんとかで売ってるはずなんですが、店によって種類が違ったりしてカエル根付に最適なものをゲットするのは困難なのではという問題が発覚しました。

私の使っているのはこんなの。
2006_02030050.jpg

片側が長くて5cm、反対2cmのやつです。
両方短いのもありますが、それだとつけにくかったりします。
特に携帯ストラップとして直接携帯につけるときは片側長いのじゃないと付けられません。
他のストラップにチャームとして付ける場合は両方短くても大丈夫です。

また、両方ひもではなく、片側ひも反対側金属の輪っかのもあります。
これでも付けられないことはないと思います。


企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑨いよいよ塗装 
そろそろ発送した未塗装かえる根付到着したころではないでしょうか。
それでは一緒に塗装してみましょう!


………と思ったら俺塗る分が無ぇじゃね~か!!
自分の分複製忘れてた…orz
あわてて今複製してます。ちゃんと計画しなきゃね。


というわけで、写真はないですが、簡単に説明しておきます。
といっても私自身素人ですので、もっと良いやり方があると思いますし、あまりこだわらなくても大丈夫です。参考程度に。

まず最初に、紙に絵を描いて模様の位置・大きさを確認します。
絵は実物大で書くといいでしょう。
下手でも関係ないので、模様の確認さえできればOKです。
デジカメで撮影して根付と同じサイズにしてプリントしたものでもいいと思います。
いきなり塗ると大抵失敗します。
ここでも計画が大事なのです。

どんなカンジで塗るか決まれば、いよいよ根付に塗装していきます。
塗装のやり方としては、ぬり絵のように塗り分ける方法と色を重ねていく方法の2種類あると思いますが、私は主に後者の方法で塗ってます。
別にどちらでもいいと思います。

では塗っていきます。まず前面に白を塗ります。
口の中も塗ります。紐をかける棒は塗っちゃうと格好悪いのであらかじめテープなどを貼って色がつかないようにするか、注意して塗らないようにするかしてください。
白く塗ったら乾燥させます。
ドライヤーをつかうと早く乾きます。あまりドライヤーを近付けしすぎると塗料があわあわになってアワワワ…な感じになりますので注意します。
ポイントはあまり厚塗りしないことです。薄く何度も塗ると綺麗にできると思います。

次は口の中を塗ります。白+赤でピンク色っぽい色を作って塗っていきます。水をちょい多めにするといい感じになるような気がします。
私的にはあんまりきっちり塗らないほうが感じ出るような気がしてますがこの辺はお好みで。多少口からはみ出しても大丈夫。塗り終わったら乾燥。

ここでクリアラッカー持ってる人は一度吹いておきます。
吹いておけば耐水性になるので、吹いた後で失敗しても水で拭き取れば吹いたときの状態まで戻せます。私は一色塗ったらラッカーを吹くようにしてます。ラッカーは臭いので外で塗りましょう。
無い場合はしっかり乾燥させましょう。

その次は黄色+白で黄色っぽい白を作ります。
で背中側と口の周り、指と胴の境目あたりに色をつけます。
指と胴の境目はなんとなく色がつけばいいので塗りすぎたらボロきれなんかでぼかしていきます。背中とおなかの境目もグラデーションぽくなるようにぼかしていきます。これは説明不能ですので、いろいろやってみてください。
口の周りも丁寧に塗っていきます。口の中のピンクがはみ出しているときは上から重ねて下の色が見えないようにします。ここで塗ったところが口の中と口の塗り分けラインになるのでしっかり丁寧に塗ります。

ラッカー持ってたらここで一吹き。以後一色塗るごとに吹きますので省略

次は緑です。
おなかと背中の境界が白→黄色→緑になるように塗っていきます。
結構濃い目に塗る必要がありますが、いきなり厚く塗るのではなく薄く何度も塗ります。緑→乾燥→緑→乾燥→緑→乾燥と気の済むまで塗ります。薄く塗った部分は下の黄色が透けて見え、厚く塗ったところは透けませんのでその辺考えて、背中側にいくほど緑が厚くなるように塗るといいです。

お次は茶色またはオレンジ色で背中の色が変わっているところを塗ります。
個体によってこの色は違いますし、色ののり方も違いますので、各自適当に。

例えば、左側の奴は茶色で背中の中心の緑を残して塗りましたが、右の方はオレンジでちょっと塗った程度です。
2006_02030049.jpg

実物はこんな感じです。
塗ったときよりも左のは肥大化してますが。
右のは塗ったときのモデルとは違う個体ですが似た感じの。
2006_02030015.jpg 2006_02030018.jpg


次はいよいよ模様です。
まず模様の部分を白く塗ります。
細かい作業になりますので大変です。
爪楊枝に絵の具つけてまず周りを縁取りしてから筆で塗りつぶすと上手くいくはず…

その次に先ほどの白の中に色を塗ります。
この色も個体差があると思います。黒っぽい茶色~茶色かな?
白の縁取りはちょい多めに残した方が色にメリハリついていいと思います。あまり実物みたいに縁取り少なくすると模様の印象が弱くなります。

で、最後に目玉を塗ります。
金色で塗ったあとに黒目。白でハイライトいれるとかわいくなります。
黒目まんまる大きめ+ハイライトだとかわいい系、
黒目横楕円+ハイライトなしだとふてぶてしい系になります。
私は後者のほうがベルツノらしくて好きです。

あとはお好みで細部を修正。
目と口の中にグロスバーニッシュで完成。
皮膚もつやつやにするなら全体に塗って完成です。



注意点としてはあんまりそっくりに塗るとなぜか根付単体でみるとベルツノっぽくなくなったりすることがあるので、ある程度はディフォルメして塗った方がよかったりします。この辺がセンスだったりするわけです。
あとは薄く何度も塗り重ねるということときちんと乾燥させるということ。この2点は重要です。

では頑張ってください。分からないことがあればメールかコメント欄に書いてください。分かる範囲で答えます。


失敗しても修正版無塗装根付販売予定ですので安心してください(笑)
販売版は手足と細かい部分作り直す予定デス。
企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑧いよいよ塗装 画材編
ようやく発送完了いたしました。よかったよかった。
…って企画的にはこれからが本番なんですよね。

では塗装について…
はっきりいって何で塗ろうがどんな塗り方しようがしっかり色が塗れればOKなのですが、一応私流の塗り方を紹介しておきます。

まず用意するものですが、
①筆
筆です。なんでもいいですが今回小さいものを塗りますので細い筆のほうが塗りやすいでしょう。100均の筆でも十分使えます。
使いやすさから言えばちょっといいもののほうがベターですが。
何本かあると便利です。
極細の面相筆なんかもあるといいですが、細かい塗りは爪楊枝で代用できたりしますので不要といえば不要です。お好みで…。

②絵の具
私はリキテックスというアクリル絵の具を使っています。
他の塗料はどうか分かりませんが、乾いたら耐水の塗料ならなんでも良さそうな気がします。
12色セットを買えば大体の色は作れると思います。東急ハンズで1600円程度だったはず…
値段的にもセットのほうがお得だと思います。
あと目玉の黒目のまわりが金色なのでそこを金色で塗りたければバラで金色を買っておくといいでしょう。たぶん何種類かあったはずなのでサンプルの色を見てお好みで…。

③塗膜保護剤
模型用クリアラッカーとリキテックスのバーニッシュを使用しています。
どちらも艶あり・なしがありますので、お好みで…。
体表をつやつやに塗装する場合は当然つやありが必要です。そうでない場合でも目玉や口の中はつやあったほうがいいのでやっぱり両方あったほうがいいかなぁ…
クリアラッカーはスプレー式の奴を使っています。私が使ってるのはつや消し。
バーニッシュもスプレー入りの奴があるみたいですが、細部に塗ったりするので筆塗り用のを使っています。こっちはつやありのグロスバーニッシュを使用してます。
主にスプレーのラッカーは塗装途中の色止め用に、グロスバーニッシュは完成後の仕上げに使ってます。
スプレーのラッカーはすごく有機溶剤臭いのでそういうのが嫌いな人はやめておいたほうがいいかも。なくてもいけるはず。
よく分からない人はお店の人に聞いて、確認してから購入しましょう。
基本的にアクリル系の透明の耐水塗膜ができるものならなんでも大丈夫なんではないでしょうか?

④あると便利なもの
ドライヤーがあると乾燥時間が短縮できていいです。
基本的に薄く塗って乾燥、薄く塗って乾燥の繰り返しなので、乾燥時間が短縮できるとスイスイ塗れます。
あとボロきれとか水入れとかパレットとか…たぶん普通の家にあるでしょ。水入れやパレットはなくても代用品見つかるだろうし。

必要なものはそれぐらいかな…。たぶん。また思いついたら追記しますですよ。



企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑦本日出荷
やっぱり細かいとこが気になるので最終調整。
前肢親指のモールドが甘いので、瞬着で盛り上げ→ペーパーがけで整形。
2006_02010073.jpg

修正後。写真ではよく分からんね。ちゃんと修正されてます。
2006_02010074.jpg

出荷前状況。どの個体も餌食い良好です。
2006_02010075.jpg



(13:40追記)
先ほど発送完了いたしました!
到着をお待ちください。
1匹1匹微妙に違いますので、よくできてる奴・イマイチな奴、美形・ブサイクと色々ありますが、イマイチなのに当たっても我慢してくださいね。ランダムに選んで送ったので誰にどれ送ったかはわかりません…。
造型のマズさは各自塗装でカバーしてくださいね。

のえるさんの分はまだできてないのでもうしばらくお待ちください。
たぶん来週はじめくらいには発送できるかと思います。
企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑥組み立て
昨日から組み立て作業に入ってます。

本来なら口の中を塗装してから組み立てなのですが、今回は私が塗装するわけではないので先に組み立てます。
組み立てたあとからでは口の中が塗りにくいですが塗れないことはないと思います。

まず、口の中の透明プラ棒を下あごにくっつけます。
下あごにあいてる穴に接着剤を流し込み、プラ棒をさしこみ、上パーツとあわせます。
2006_01300065.jpg

接着完了。
2006_01300067.jpg

いよいよ本体と下あごの接着です。
接着部分に接着剤を塗っていきます。
原型が甘かったのか複製が下手だったのか(おそらく両方)、パーツ間にスキマができてしまっているので、ゼリー状瞬着を多めに(パーツからはみ出すくらい)塗ります。
2006_01300068.jpg

ぎゅっと押さえます。
この後、はみ出した接着剤と指がくっついてえらいことに…。
2006_01300066.jpg


ご覧のとおりパーツ間にスキマが…
2006_01300069.jpg

大きなスキマにはエポパテを充填して埋めます。
2種類のパテを混ぜ合わせると硬化が始まるタイプです。
粘土状なので粘土ベラ等をつかってスキマに入れていきます。
小さなスキマにはサラサラタイプの瞬着を流し込みます。
毛細管現象?でどんどんスキマに入っていきます…が調子に乗っていると他のスキマから流れ出て、手が瞬着まみれに…。
2006_01300070.jpg

パーツ間に隙間ができると強度が下がるので、隙間ができないように埋めていきます。

組み立てが完了したら細部修正です。
シリコン型のとり方がまずかったせいで、目玉、肩、指先に気泡がはいっています。また、原型状態のときに鼻の穴と右目玉をきちんと修正したつもりができてなくて(おそらくあとから盛ったファンドが剥がれてしまったのでしょう)ちょっと変なので修正。
気泡がはいっているところはデザインナイフで穴をぐりぐりっと広げてそこにジェル状瞬着をパテ代わりに充填、瞬着硬化スプレーを一吹き。ペーパー掛けして形を整えたら修正完了。
目玉の気泡は小さいものですが、修正するときは目玉全部削り取ってから瞬着充填のほうが綺麗に仕上がります。ペーパー掛けして形を整えたら仕上げにサラサラ瞬着をちょっとだけたらすと表面張力で綺麗な曲面になります。
鼻の穴はピンバイスで穴をあけ、そのまわりに瞬着で形を作っていきます。
指なども同様に瞬着を使って修正。
最後にやすりで形を整えて組み立て完成です。

…後半写真撮り忘れてるし…

企画:ツノガエル根付を作ろう!!⑤予定より作業遅れてマース
2006_01290063.jpg

今日は良い天気デスネ~
…こんな絶好の作業日和に寝坊してもう3時すぎだなんて…

とりあえず離型剤落としをやっちゃいます。
2006_01290064.jpg

専用のガレキ用離型剤は高いので、ブレーキクリーナーで代用。
効能や中身は同じでも、「~専用」になるとなぜか高くなるんですね。
レジンにクリーナーをば~っとかけてしばらく放置。
そのあと洗剤やらジフで洗います。
この作業をきちんとしないと塗装がうまくできません。

まぁフッ素系離型剤を使っているのでそれほど厳密にする必要はないんですけどね。

その後何匹か組み立てているうちに暗くなってきたので本日の作業は終了。
組み立ては部屋の中でできると思ってたんですが、スプレー類使うのでラリラリになってしまいます。いつもは少しだけしか作らないので気にならなかったのですがさすがにたくさん作るとなると無理がありました。

前回出来上がり次第順次発送と言ってましたが、1匹ずつ仕上げるよりもまとめて同時進行で作っていったほうが効率的だということに今気づきましたのでおそらく発送時期は皆一緒になりそうです。


予定より作業ちょっと遅れ気味…すみません
どうも最近何事においても予定通り進まないです…できると思ったことができないとへこむなぁ…

まぁ今日は寝坊したのが悪いんですがね。
企画:ツノガエル根付を作ろう!!④複製完了
順調に複製中
とりあえず現状で分かっている個数は複製完了です。
2006_01280053.jpg

型から取り出した状態        余計な部分をカットした状態がこちら
2006_01280055.jpg    2006_01280056.jpg

左から原型、試作品1号、2号、実験用個体
実験用個体は可哀想なことにコンパチされたり引っ掻かれたり高いところから落とされたり変な色に塗られたり塗った色剥がされたり変なスプレーかけられたりと不遇な人生…
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エピソードII クローンカエルの攻撃
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お菓子みたい…
かえるまんじゅう16個入り840円みたいな…
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あとは細部修正&組み立て&サフ吹きです。
出来上がり次第、順次発送していきたいと思いますので、右側のメールフォームにて、発送先などのご連絡をお願いいたします。
メール送信完了いたしましたら、一応確認のためコメント欄に「メール送ったよ」と書いてください。たまにメールが届かない場合があるようなので。さすがFC2クオリティ


おまけ
みんな一緒にしてたら共喰いしちゃいました。あたまが…。
2006_01280062.jpg

というのは当然嘘でたんなる成形不良。なぜかレジン流しきる前に固まっちまいやがった。どうも硬化時間が一定しない…。